カケノです。すっかり更新が伸び伸びになっていました。楽しみにしていた方ごめんなさい。
2010年に入り1月17日年明け最初の遠征に出かけてきました。
1年生を受け持つことがわかってから立ち上げた沿線リーグで、かなり残っていた試合を一気に片付けましょう!とのお誘いで広い会場(環境センター)を2コートに分け、4チームが集まり3試合してきました。広いグランドを使える環境は、とてもうらやましいかぎりです。
FC桜丘が行った3試合のうち、2試合が沿線リーグ公式戦、1試合がフレンドリーとなりました。
この日我がチームの状況は、前週よりコンディションも良くなってきましたが、ボールにだけ固まる(これは習性なので、時間をかけて修正していきます)チームなので、開いたポジションをとるチームには、かなり失点をします。事実派手に失点していました。
相手も同じように団子になる展開もありますが、みんなが前がかりになり、ピンチで戻れる子はわずかなことから何度もキーパーを1対1を作ってしまいます。
つまり上がったきり戻るのをやめてしまう子がいるから、ついつい守りがおろそかになり失点につながっているんですけど。
こうした上がったり(攻撃や積極的な守備でゴールに向かっていくこと)下がったり(守るためにゴールに近づいていくこと)は、サッカーではつきものです。今の状況では、コート全体が自分の(攻撃と守備)エリアになっているので、体力的につらいかもしれませんが、この体験は、将来に繋がります。
私は、低学年本来のボールと自分の関係から、徐々に自分と仲間の関係に移行していきたいと思っています。相手チームは、コートで広く陣取りパスを使ってきますが、我が1年は蹴られたボールをきちんと止めるところがまだ出来ていません。近隣でも団子をさせずにいきなりコートに広がらせる指示をしてくることもありますが、子どもが理解できないままポジションを広げるのは、単なる指示受けのプレーになります。自分で考えて広がったりすることが成長に寄与するので。どうしてと言われても他のチームとの育成ポリシーの違いとしか答えられません。FC桜丘は代々団子サッカーを大切にします。
それでも失点を防ぐために!(失点は嬉しくないので)
スローインやコーナーキックは、気をつけていれば相手の裏を抜かれることは防げる。
味方ゴール前にボールを戻したりドリブルで横切ることは危険だからやめよう。
相手のスローインやコーナーキックでゴール前には誰かが残るとキーパーも安心!(キーパーが呼んでくれると助かる)
相手の打ちやすいところでボールを奪われないよう、早めにペナルティーエリアからボールを運び出す。
試合の中で、やってよいこと良くないことは体で覚えてください。
さて、難しい話しはこの辺にして、この1年にこれまで指導してきた選手との違いを少し感じました。
実際この日耳にした言葉です。
「サッカー選手になりたいけど、成れないないと思う。」
う~ん非常に残念。サッカー選手になりたいけど、もうあきらめるの?なぜあきらめのかわかりません。
以前は、どんな子もサッカー選手になりたい(特に男の子は)と言ったものですが。
聞くところによると上級生で「マンチェスターユナイテッドで活躍したい!」と言っている子がいると聞きましたが、その言葉の方が自然だと思います。実現可能性はともかくとして、ぜひ夢を追い続けて欲しいです。
自分はうまくないと思っている?(そんなのこれからいくらでも埋められるし超えることもできます。)
運動神経がないと思っている?(おとうさんおかあさんが君にしっかり五体満足な体をくれたのを忘れたかな。鍛えればどんどん伸びるよ)
少なくともまだまだ体ができていない時期なので、もともと備わっていた能力だけで運動しています。コーチの足は太いけど、小学生の時は、細すぎと言われていました。どんな子にもチャンスやうまくなれる能力があります。
今年(も)自分に負けないで欲しい。
試合結果は、スコアボードを見ていただくとして、いくつかほめてあげたいプレーがありました。
ザックのキーパー:
神が降りたかのようなスーパープレーの連続。飛び出しも完璧にできていました。過去の試合での失点がウソのよう。(学習しましたね)
本人曰く、「この間負けたチームだから、頑張って見返したい」そうです。う~む頼もしい。
ぜひ、次も期待しています。
ハルトシの守備:
相手のドリブルを待ちかまえてカットしてくれました。キーパーと1対1になるシーンが減りました。
相手の動きに惑わされずによくボールが見えている証拠です。
ジョーのドリブル:
若葉台との試合では、1年生屈指のドリブラーくんたちを休ませ、約束通り前の試合で出番の少ない子をメインに出てもらいました。
親御さんも始めて見たというドリブルができました。いつも縁の下の力持ち的な動きをするので、ドリブルの機会がありませんでしたが、ぜひ今後もチャレンジをして攻撃にも参加してください。ミスをしない子はいないので、失敗してもよいのでチャレンジをしよう。
サンシロウの献身的な動き:
1年生の中で1-2を争うほど多く走ってもらって感謝しています。かなりピンチを救ってもらっているんです。特に相手が抜け出した時の戻りは、得点に繋がらないけど、とても重要なプレーです。前目のポジションも後ろのポジションもできる貴重なプレーヤーになれるよ。
ソウタの飛び出し:
相手コーチからも一目置かれる飛び出し。お見事。まだまだ長いドリブルからキーパーをかわしてゴールができないのが、今後の課題ですね。ボールに追いつく感性に、相手を簡単にかわせる技術が付けば、もっと得点できると思うよ!
ここにすべての子のことを書いてあげたいけど、なるべくなら誰の目から見てもわかる特長的なところでほめたいと思います。
しかし、名前が挙がらないからと言って悲観的にならなくてもよいです。だってみんな頑張っているのはコーチは知っています。
まったく準備ができていない子は、ちゃんと事情を話しお休みしてもらっています。次の機会には、この前の試合より少しでも良いプレーをして目立ってください。忘れないようにブログで書いたり練習でほめてあげたいと思います。
最後に付け足しのようで大変申し訳ありませんが、お手伝いいただいた保護者のみなさま。審判をかって出ていただいた伊藤コーチありがとうございます。協力なしにはFC桜丘は成り立ちません。今後ともよろしくお願いいたします。
久しぶりのブログの更新、待ってました!
先日の「お世話役さんお疲れ様でした会」のとき、いろいろ勝手なことを言わせていただきましたが、ブログを読ませていただくと一人ひとりの子に対するコーチの温かい視線を感じます。
時にウチの子がほめられたりしていると、すっかりうれしくなってしまう親バカな親も親ですが、ザックのほうもコーチのおだて(?)のせいか、キーパーやディフェンスなど、ゴールを守るヨロコビを知ってしまったようです。
ザック母さん お待たせしました。
2者面談でもお話しましたが、ザックの良いところと直していきたいところは、昨年ですっかり把握できていますが、今回のプレーやザックの気持ち(見返したかった)に新たな発見や驚きがありました。
これからもぜひコーチを含めみんなが驚くプレーを見せてくれることを期待しています。