気がつけばもうすぐ週末。すでに今週末のことがとても気になるカケノです。
3連休の最終日23日(祝)町田高ヶ坂SC招待カナリアカップ1年生大会に行ってきました。
町田高ヶ坂SCとは沿線リーグで一緒させていただくことから、伝統のあるカナリアカップに招待いただきました。
(現6年生が以前招待されたことがあります。その時は、FC桜丘が優勝しました。 1年生もその後に続いて欲しいものです)
この日も朝7:45 集合。確実に平日よりもお休みの日の方が早起きになっている。
前日と違ったのは、遠方で自動車5台まで可だったので、保護者の協力で車を出していただきました。
いつもこころよく車を出していただける保護者の方に感謝します。コーチ車も出すつもりにしていたけど、みんな乗りたがるので今回はみなさんの好意に甘えました。
集合場所の正門には、この日公式戦のあった4年と6年もいて大混雑。個人的にえこひいきすれば、1年生の顔が一番起きていたような。
朝早く起きて行動するトレーニングも確実に効果がでています。感心感心。
会場入りして最初に気になったのが、6チーム中4チームが黄色のユニフォーム。しまった!白も用意した方がよかったか。
後悔しても始まらず。初戦の町田JFCのコーチの配慮で白に変えてくれたので、まずは一安心。ありがとうございます。
ちなみにこの日のテーマは、何か1つ勝って帰ろう。実は、3試合以外に「ちびっ子リレー」のイベントが用意されており、サッカーで勝てなくてもリレーだけは勝ち、基礎能力の高さを他のチームに見せようと2日前から子どもたちに発破をかけていました。
(見事な結果はのちほど・・・)
アップは、女子の試合もあるのにもかかわらず帯同してくれたイシバシコーチ(ありがとうございます。助かりました )とともに始めましたが、足で引いた枠やマーカーでアップエリアを区切るものの、しっかり無視して動き回る1年生。
さんざん会場の本部や他のチームに浸食していました。先が思いやられます。
自分たちだけじゃない場所では、回りにも目をむけよう。
前日に比べ温かくいつもより動きがよさそうなのは良いとして、並んだ順番で「横入り」や「割り込んだ」などでさっそくあちこちで小競り合いが。 また、2人1組で組んだ相手が嫌だと言ってだだをこねる「●オ」。(誰かわかっちゃいますよね)
コーチにも娘がいるので、女の子 のわがまま扱いは経験済み。わがままには適度にお付き合いつつ脇でお休みをいただきました。
こういうケースでは自分がやりたい練習だと戻ってくるので、どっかーんの練習の後の1対1の競り合いではすっかり復帰していました。
ハーフ練習のあとメンバー決め。全員参加14名に対して、スターティングメンバーは8人(8人制10分ハーフの試合です)。
まず、練習で手がかかった●オ。実は、メンバー決めでユニフォームが出し放しだったジエイとともにベンチスタート。
あとは、1対1の競り合いで勝率の良かった子と声が出ていた子を最初の8人を選びました。
(1)VS 町田JFC 0-6
キーパーにジョウを選びスタート。町田JFCの基本プレーの正確さ、1年とは思えないキック力の強さに一方的なワンサイドかと思いましたが、予想外に健闘し6失点に抑えました。もちろん前半キーパーのジョウが体を張って止めた2回のセーブが光ります。(この活躍でマン・オブ・ザマッチ)
攻めの時は前に上がり、守りの時は下がれる運動量の多い子(サンシロウ・ハルトシ・ソウタ・ユユ・ザック・ジエイ)
アップの体操の時から声がでている(コウタ・ショウタロウ)※コウタの仲間を思いまとめる声が良く出ています。
特に、サンシロウとソウタとショウタロウは、ゲーム中に手を挙げて自分をアピールすることができています。
彼らの頑張りもあり2桁失点までいきませんでした。
名前が出なかったカズアキ・マオ・ユウカ・カズマ・ハヤトは、良いプレーもあるけど、全体的に集団から引き気味で動きが少ない感じがします。当然コーチから見て目立たず交代が多くなります。たしかに団子の最前線は怖いけど、ボールが集団から出た時は、積極的に走りボールに触れる機会をつくりましょう。
得点することができなかったので、今はとにかく失点を減らすことをしよう。試合が終わった時に言ったけど、
自分たちのゴール前でボールをむやみに蹴ってチャンスボールを相手に渡さない。(町田JFC戦で1失点。成瀬戦で2失点分減らせます)
ゴール前のクリアボールは、大きく外側に出す。(これは↑と同じことを指しているので、試合後に言ってませんでしたが)
その他、以下の事に気をつけるとで失点は確実に減ります。
スローイン(オフサイドのない)の時、みんなボールに集まりすぎて、ゴールを守るのがキーパーだけになってしまう。
集団から離れている相手がフリーの時、近くに誰もいないので、簡単にゴールを決められてしまう。
相手に取られたら取り返そう。簡単に追いかけるのをあきらめるプレーが目につきます。
どっかーんの練習でやっているみたいに、相手にボールを触らせないよう相手とボールの間に自分の体を入れ、ボールを守ろう。
さすがに1年生でコーナーキックでゴール前に蹴られての失点は、異次元のプレーでした。
(2)VS 成瀬 0-7
成瀬は、選手を散らしてプレーエリアを広げるタイプのチーム。
我が1年は、空いたスペースにどんどんドリブルを仕掛け、1対1の勝負に勝ってゴールを決めるスタイル。
もちろんドリブルのスピードや視野の広さ、1対1の勝負強さがあれば、こうした広がって展開するチームにも互角に戦える(世田谷でも桜町がこのタイプのサッカーを1年からしています)はずですが、まだまだ我がチームは役者不足。
団子で壮絶な前への蹴り合いがありますので、ボールが相手エリアに転がると足の速い子が持ちボールをまわすと、団子で生まれた広大なスペース(団子サッカーなので、もともとグランドの一部分しか使っていません)に思う存分自由なエリアを与えます。
この日は、積極的に追いかけるサンシロウ・ソウタ・ハルトシ・ジョウ・ザックそして今回はジエイがゴールキーパーとの勝負の前にはじき出してくれたりします。ジエイが相手のドリブラーに追いついて蹴りだしたのは見事。 靴紐は結べるようになろうね。
実際は、7失点よりも多くのピンチがありましたが、戻ってくる子の頑張りで、この試合も何とか2桁失点にはなりませんでした。しかし、もっとボールを自分たちのものにし、2回ほどあった不用意なパス (相手へのチャンスボール)や、1対1の勝負を放棄してずるずる下がるのを直せば、3点以下に抑えられたと思います。
キーパーをしたハルトシには直接アドバイスをしましたが、みんなも同じ状況なので、積極的にドリブルをし、取られたら取り返し、相手のドリブルにもずるずる下がることなく相手に自由にプレーをさせなければ、もっと良い試合ができたと思います。
(3)VS 忠生 1-0
A/Bブロックの3位チームの順位決定戦。これに負けると最下位決定
しかし、何とか初勝利を物にし5位になりました。 我がチームのプレースタイルは変わらず、チャンスらしいチャンスもなく0-0の攻防。
この日の最初で最後の得点は、元気いっぱいのソウタがゴールに走り込んで膝に当てながらゴール!お見事。
ソウタは、良く転ぶし30m走も特別速いわけでもありませんが、相手を怖がらずどんどん前に突き進むので、ゴールを決めるチャンスが多く頼もしい存在です。
この日もこの得点がなければ全敗だったので、チームもこの得点で救われました。
文句なくマン・オブ・ザ・マッチはソウタ。
さて、今回の大会には試合以外に2つのイベントがありました。
一つは、前に書いたちびっ子リレー。 もう一つは、チームの最優秀選手(MVP) を選出することです。
土曜日に測定した30mダッシュの記録と、この日の調子から2チームを作り臨みました。2回レースの1回目。第一走者ジエイに始まりサンシロウ・ユウカ・ザックの30mダッシュで6.50以内の4人を並べ、8人制なのでカズマとジョウを入れジエイとサンシロウには2回走ってもらうことにしました。
第一走者ジエイが並んだのはアウトコース。出だしで飛び出せず慣れてない周回トラックでサンシロウに3位でバトンを渡します。
我がチームで足の速い子を並べたので、正直勝ちにいったのですがなんと結果は最下位に沈みショック!
世田谷と町田のレベルの違いをまざまざと見せつけられました。(鍛え直して出直してきます。次回もお呼びいただきぜひリレーイベントを開催してください)
とショックを受けていてもしょうがないので、イシバシコーチがフォローをしていてくれた残り8人に望みをつなぎます。
結果は、途中まで中位を走っていましたが、驚くべき速さで抜き去られてたり、バトンを落とすハプニングもありこちらも最下位。
リレーで勝利して記念品をもらうことはかないませんでした。足は速くすることができるので、みんな頑張って鍛えてね。
(バトンを落とした子を責めるのはいけないことだよ。反対に、バトンを落としたに子は、みんなに謝ったほうがよい。とアドバイスしました)
サッカーで5位、リレーで最下位に終わった子どもたちの関心は、チームの最優秀選手(MVP) に移ります。
個人的には、サッカーは特定の子だけが頑張っただけで勝てるスポーツではないし、得点しなくても守りで貢献した子の活躍にも目を向けるスタンスなので、チームの最優秀選手(MVP)選出は気が重い作業です。もちろん、MVPをもらう活躍をした子をねぎらうことや、よりいっそうのモチベーションアップ。
また、もらえなかった子には次こそはと思ってもらうことによる成長も賛同します。しかし、選出基準があいまい(コーチの主観によって人選がかわる)になりがちなので、「何であの子なの?」といった負の意見が出てくる可能性にも気をくばらなくてはいけません。
この日の候補は、町田JFC戦で決定的な4点分を守ったジョウ(町田JFC戦マン・オブ・ザ・マッチ)と、忠生戦で唯一の得点を入れたソウタ(忠生戦マン・オブ・ザ・マッチ)から選ぶことにしました。
他の子は、個々に良いプレーがありましたが、2人ほど飛び抜けたところもなかったので、選考から外しました。(けっして活躍していない訳ではありません)非常に僅差ですが、今回は守りに大活躍したジョウを選考し、ジョウは立派なメダルをもらいました。
もちろん誰もがメダルをもらった経験はない(あっても少ない)ので、うらやましいのはわかりますが、選考で必要なのは活躍ではなく大活躍なので、今回選ばれなかった子は、次に選ばれるようチャレンジしてください。個人的には、僕のほうが・私のほうが頑張ったと思ってもらっても良いですが、決してジョウを妬まないこと。
もちろん選ばれたジョウは、これに満足することなく今後も大活躍してください。でも1回受賞しているから次から選ぶ基準は厳しくなりますよ。次点に終わったソウタは、次は選ばれる可能性が高いと思って今以上の大活躍を期待します。(基本加点主義なので)
すべての1年生に。
こうして君たちが元気でサッカーができるのも、家族の理解と協力によってできています。いつも大きな声でありがとうを言うように。
すべての1年生保護者の皆さまへ。
いつも献身的に見守っていただきありがとうございます。そしてFC桜丘の活動に理解いただきありがとうございます。非常に教えがいのある学年で助かっています。
一部で「自分はうまい」と言っている節が見られたりしますが、今の差はあっという間に埋まりますし簡単に逆転されます。
決しておごることなく、常に強い相手に挑んで成長していってください。コーチは、彼らがうまくなり強くなるお手伝いしかできません。
最後に、セッティングをしていただいた町田高ヶ坂SCの皆さま。このブログを見ているかどうかはわかりませんが、素晴らしい運営、高学年によるグランド整備や審判の協力、非常に感動しました。ありがとうございました。 またぜひ呼んでください。次はもっと強くなって伺います。
3連休の詳細な記録、ありがとうございました。
こうして読んでみても、本当に怒涛の3日間でしたね。
掛野コーチをはじめ指導してくださっているコーチの皆様には、とても感謝しています。わが子ながら気分屋で、乗るときもあれば、ぜんぜん集中できていないときもあり、些細なきっかけで仲間同士小競り合いになったり…。学校の先生も大変だけど、コーチも大変だなぁと、練習を見たり、試合にくっついていったりするたびに思っています。
試合の応援では、プレーのひとつひとつに一喜一憂してついつい大騒ぎしてしまいすいません。わが子の活躍も楽しみですが、コーチも書かれていたように、それぞれの子の傾向というか、個性が自然にでていて、すごくおもしろいです。
明日も遠征ですね...。よろしくお願いします!
ザック母さん コメントありがとうございます。まだまだ6年に続くスタートが始まったばかりです。しっかり付いてきてくれますし、コーチの言うことも理解してきてくれています。今後ともご協力よろしくお願いします。
ベストプレーヤーになりたいです。
こんどこそシュートをきめたいです。
はやとより
はやとくん コメントありがとう。ブログに書いてなかったけど、この日のキーパーはしっかりできていたよ。次もメダルや得点のチャンスがあるので、頑張ってください。
3連休の最後の日、メインイベントでしたね。
怒濤の3日間、カケノコーチお疲れさまでした。
さすがに町田のレベルの高さにはビックリです。
ですが、それよりも驚いた事が。
スコアシートを記入してわかったんですが、
シュートを打たれてる回数が昔に比べて激減しているんですねぇ。
まだまだ、上のレベルの差はありますが、
着実にみんな上手になっているんだなぁ、と感じ安心しました。
個人的には、
我が子、ボールにも多く絡むようになってきた気が…(親の欲目?)
3戦目にゴールに向かってドリブルしたときは気が気では無かったのですが、
結局シュート打てず敵に取られて、声にならない悲鳴をあげてしまいました。無念。
そんあ我が子もサッカーに徐々に興味を持ち始めたみたいで、
帰った後も「特訓をする!」とか言って練習につき合わされました。
まだまだ、未熟者の我が子ですが、親子ともに頑張りますんでコーチや保護者の方々、なが〜い目で見守ってください。よろしくお願いします。
ちびっ子リレー、子供より親が興奮して(私も含め)大変おもしろかったです。そして、こんな大会を企画している高ヶ坂小学校って素敵だと思いました!参加できてよかったです。早起きして良かったです。ありがとうございます。
虹父さんへ お疲れ様でした。コウタは以前より確実にボールに触るケースが増えています。一気にはうまくなりませんが、少しずつ伸ばしていきましょう。自分で自主的に練習するほうが、押しつけられるより格段にうまくなっていきます。コウタの気持ちを大切に、ぜひ今後もつきあってあげてください。
世田谷以西の多摩地区や町田地区は、全体的にレベルが高いので、FC桜丘も積極的に交流して力をもらいたいと思っています。しかし、リレーに負けたのが、個人的には一番ショックでした。(^^ゞ