カケノです。昨年末昭和記念公園での5試合から、2015年初蹴りの親子サッカーそして2日連続の練習試合(練習リーグ)が終わり1月もあとわずか。
正月休みが間に入り、11日に参加した全員が「冬休みはボールに触った」と言っていたけど、残念ながら練習試合がホントの初蹴りになっていた子がいました。蹴っている姿を見ればわかる。 😕 

今回は、以前から書こうと思っていたことを書いてみたいと思います。
小学校からサッカーを始めた子も、幼稚園児からずっとサッカーをやってきた子も、まずはサッカー人生のスタートは、とにかくサッカーを好きになってもらうこと。
人間と言うのは、欲深い生き物なので楽しくないと続きません。サッカーが楽しいと思えるためには、高い技術で試合をコントロールしてチームに貢献し勝利すること。

もちろん小学生低学年に「チームのために犠牲になる」「労を惜しまない」なんて通じません。
1・2年時は、とにかくボールを蹴ると遠くにボールが速く遠くに飛ぶことがおもしろいのです。
だからボールを蹴りたくて甘いものに集まる蟻のごとく団子になります。
団子に群がるありさん
仲間がいようがいまいが、とにかく蹴ってその後走りもせず止まったプレーをする子は、私はサッカーと言わず「球蹴りごっこ」と呼んでいます。

ボールを蹴るだけで自己満足する子が少なくなっていき、仲間をリスペクトをして一生懸命に戦うことができれば、かならず強いチームになります。
・・・そういう意味で、FC桜丘の2年生はまだまだバランスをとれていない子がいますので、強いチームではありませんが、何人か精神的な成長ができている子が仲間を引っ張り、チームをコントロールできれば、将来が非常に楽しみなチームになると思っています。

普段手を使うことはあっても、足を使うことは走ったり歩くことそして立つくらいしか使わないので、足で蹴ることは、観ている以上に難しいことです。
そのために蹴る練習があるのですが、依存性が強い。たとえばすぐに親に甘える子ほど単調な練習が続かない。要は楽しくないから。
人まかせにして自分で何事もしない子もまず伸びません。(以前、伸びる子はここが違う!で書いていますよね)

そこで私は、1・2年では鬼ごっこやボール当て(練習メニュー:ドッカン!)をはじめ、足の関節の使い方をスムーズさせる縄跳びなどの遊び感覚で楽しめるメニューを、それこそめまぐるしくポンポンとテンポ行います。

1・2年での遊び要素は必要ですが、U-10になると「ゴールデンエイジ」と言われる「技術の即時の習得」ができる年代になってきます。
その中で試合で勝つ喜び、得点をする喜びを試合で覚え、先に書いたように一人前のサッカー選手の入り口に立つのです。サッカーをより好きになるポイントが変わってきます。

普通であれば、年代的に親やコーチに言われなくても我慢ができる子どもなってきます。(まれに我慢できない大人もいますが/笑)ここでいう我慢とは、何度も反復しないといけない単調な練習を行える「我慢」です。
勉強で机に向かえない子も、この精神的な成長が阻害をしていると疑ってください。興味を持って楽しめることができれば、きっと勉強ができる子になりますよ。
要は精神的な成長が重要であり必要なのですが、昔ほど兄弟が大勢「毎食事が戦争」という家庭は皆無。「腹減った」と言わなくてもご飯がでてくる。「忘れ物していない?」と親に言われても平気で忘れ物をする。あげくの果てには、ママが言ってくれなかった。と逆ギレするケースも。まだ親が悪いと言う子に、将来的に重要だからといって我慢や忍耐の必要な練習はつづきませんよね。

私が忘れ物や練習態度に厳しいく言うのは、精神的な成長なしにサッカーの上達はないからです。 ボールをもったら自己責任で運ばないといつまでも得点できません。
寒い日に手袋を忘れてポケットに手を突っ込んでいて良いプレーはできますか?長袖に亀が首を引っ込めるように手を隠している子、君は本当に良いプレーができますか?ドンヨリーヌネガティブーンでは、良いサッカー選手にはなれないんじゃないかな。妖怪のせいにしないように

いつも試合中コーチが言っている言葉「準備」「責任持ってドリブルをしよう」「戦え」「サボるな」と言っているでしょう。その裏には「自己責任」があります。 もちろん戦えた子には、最大の賛辞として「サンキュー」「ナイス」「OK!」を言います。
サッカーだけを考えているわけではありません。挨拶・集団行動での規律など今後の人生で必要な要素はサッカーにはいっぱいでてきます。 特に、サッカーは普段使い慣れていない足で行うスポーツです。手を使う以上に普段からボールに触らないと数センチ単位(試合でのライン幅は12センチ)でのボールコントロールはできっこありません。

また長く書いてしまいましたが、1・2年のサッカーを好きは、「体を思い通りに動かすことができる喜び」。3年以上でのサッカーを好きになると言うことは、「上手くなるために貪欲になる」「技術を習得し試合で結果を出す」ことを指します。そのベースがあってはじめて連動して「チームプレー」があります。ふざけたりするのは、まだサッカーになっていない状態です。早く直してくださいね。
最近観た動画で、上手いな〜と思った子のプレーを紹介します。(ドリブルやパス、フェイントを使いチームをコントロールしているのがわかります。小学5年生だそうです)



最後に、相手選手と握手する時は手袋を取ろう。ヒモがほどけていたままプレーをしないように。サッカー以前のマナーの問題です。覚えておこう。大きく心も体も成長するのをコーチも期待しているよ。

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