カケノです。この春FC桜丘に入った1年生の初練習試合が、6月22日に行われました。 まだ基本的なトレーニングが始まったばかりなので、コーチにとっては、現時点の個々の持つ力量・サッカーの理解度や性格を知るよい機会、子ども達には、初の全面グランドでの試合・初対戦する外部チームという初物づくしの経験になりました。

今年の1年生は25名所属しているため(この日は欠席1名なので、24人参加)、秋季大会のチーム分けのままAとBが交互に戦いました。ABとも各3本(10分×2と15分1本)。多くの保護者の方、最後まで観戦ありがとうございました。

相手は、竹の子SC(経堂小学校の学区でお隣のチーム)。 試合は、15分前後半のゲームが2-1で初練習試合を初勝利で飾りました。素晴らしい初勝利。

試合で負けなかったことは、きっと彼らの今後に大きなインパクトを残せたでしょう。 (別で相手してもらった2年にはもちろん勝てませんけど) 次のゲームを待っている間に、仲間や3年生の試合を一生懸命見ている子がいて、大物の片鱗も伺えました。・・・砂いじりの子もしっかりいましたけど。こらこら 全体の感想をいくつか。

  • 試合になると輝く(目立つ)子と、目立たない(サッカーでは消えると言います)子がでてきました。これは、サッカーが理解できているかどうかの違いです。 おそらくどのようにプレーしてよいかがわからない子がいるのでしょう。まあ今の時点では仕方がないですが、サッカーがうまい子は、サッカーが好きな子です。 また、立っている位置によくボールがくる、いわばポジション取りのよい子も何人もおり、それなりにボールに触れていました。
  • 得点 ゴール をしたサイトレイタロウの積極的なプレー( ぱちぱち おみごと)、まだ練習で教えていないプレー(胸トラップからのドリブルとカットイン)をしたサトシの動きは別格としても、練習で教えた事を使ってプレーに参加できていた子も何人かいました。 もちろん覚えたことをしっかり使ってプレーができるのはとても良いので、今後も一生懸命練習をしてプレーに活かしてください。 すべての子の良い点と直したい点はここではあげませんが、プレーに性格がはっきり出ていました。 (甘えんぼうや勇気がない子はコーチに見透かされているぞ。よく相手をおとしめる言葉を使う子は、純粋に負けたくないから気持ちで言っていたのは、あらためて教え方を考え直す必要がでてきました)
  • 総じて良かったのは、とりあえず蹴ってしまう子が少ない。横のスペースが空いていることを理解して待てる子がいました。 ドリブルで前に運ぶ攻めの姿勢、相手のボールをクリアするなど守りがイメージできている子も何人かいました。
  • 1年ではよくある珍プレーもありました。竹の子の審判もそのあたりは心得たもので、冷静に対応してもらえました。 キーパーが保持したボールをゴールキックと勘違いしたのか、パントや手で投げることができず手を離して地面に置いてしまうプレー(手を離したらインプレーで誰が触ってもよい)は珍プレーには入らず、キーパーの保持したボールを、仲間が手で触ってPKを取られたり、キーパーがボールを持ったままゴール内に入ったり(これは失点ですよ)、一生懸命な子どもは概してよくわかっていないところが微笑ましかったりしますが、少しずつ覚えてくれるとよいな。
  • 試合の合間には、ペナルティーエリアの端まで出てパントや投げること、ゴールキックでは、ペナルティーエリアを出るまでは触れないこと、相手のいるところではなくいないところに出したほうが良いこと。団子になったら、ボールがこぼれるところでドリブルをしかけると、相手を抜きやすいことをアドバイスしました。

  コーチの経験上、兄の試合を良く見ていた弟くんやサッカーの試合をテレビで多く見ていた子は、この時期はサッカーの高い理解で1つ上のプレーができて活躍できます。逆に小学校からサッカーを始めた子は、ルールを理解をするのが精一杯でポジショニングも良くなく、ボールに触れず結果目立ちにくいですが、練習を経て積極的にプレーができるようになれば、きっと今レベルが上がっている子を追い越せます。 頑張ってボールをたくさん触ってください。楽しみにしています。

最後に、石綿コーチ・妻田パパコーチ。ご協力ありがとうございました。圧倒される1年パワーに負けずに終わることができました。引き続きよろしくお願いします。

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