ほんとうに久しぶりのブログです。ご無沙汰しました。カケノ@3年チーフです。練習試合は、あいかわらずなかなか勝てませんが、ここぞという時の集中力できっと公式戦は結果を残してくれるでしょう。・・・ただし真剣に相手に向かわなければ。 もちろん子供たちも保護者もそしてコーチも、相手を決してなめているわけではないですが、やはり油断なんですね。 余裕なんてないはずの我が3年生チームは、「決して手を抜くことなく、損得抜きで全力投球をして欲しいものです。」 ↑詳しくは、前回集金時のお話を参考に。(わかる人だけわかるネタで恐縮です) さて今回のタイトル「伸びる子はここが違う!」ですが、どっかの教育本に似たようなタイトルがありました。
なぜサッカーがうまい子と、いつまでもうまくなってくる兆候が見えてこない(成長していないのではなく、大きな成長が見えてこない)子が存在するのか? 同じ事を練習では教えているんですが。むしろうまくできない子ほど丁寧に教えていたりするのですが。
・・・最近おもしろい記事を読みました。
センバツ大会で優勝した東海大相模高校門馬監督のインタビューが新聞に載っていました。その中で一番興味を持ったことがあります。 最近は朝の散歩の時に選手たちにゴミ拾いをさせているそうです。ゴミを拾う時に、たくさんゴミを集めて来る選手と後ろから着いてきてちょろちょろとゴミを拾う選手がいるそうですが、監督曰く、たくさんゴミを集めている選手ほど野球ができるそうです。
注目するポイントは、「気づき」だそうです。
つまりまじめにゴミを集めるかどうかという視点ではなく、他の人の視線に入ってこないもしくは、気がつかないところのゴミが拾えるのだそうです。 なるほど。視野の広さなんですね。野球も。 特にサッカーは、使い慣れていない足(少なくとも歩く時と立つ以外では使わないですし)でボールをコントロールしなくてはいけません。四方八方から来る相手からのプレッシャーでもボールを失わないために、相手の動きが見えているのは非常に大事なことなんです。 いつも私がグランド言う「相手を見ろ!」は、ボールだけしか見ていない子(まれにどこを見ているかわからない子もいなくはないですが)は、とにかく相手を見ていない。 当然相手の動きに対応できない。運良くボールにさわれてもすぐに相手のプレッシャーからボールを取られる。スローインやゴールキック、攻めている時は特にボールしか見ていないんです。
練習の始まりや終わりに自主的に声が出たり、片付けを手伝う子は、はっきり言って決まった子です。 私は、この積極的にお手伝いや意識を持っている子は、きっとゴミもたくさん拾ってくれる子だと思っています。体操の時、口をごにょごにょ。 どうせコーチが見ていないから(まれに私が見ていても)はっきり大きな声で声が出せない子は、ゴミはたくさん拾ってくれないないのかな。と思ってしまいます。
もう一つ視点で「伸びる子」を説明しましょう。FC桜丘の低学年は、基本週末の土日2回しか練習をしません。練習中はたくさんボールをさわらせるようにはしていますが、やはり絶対量が少ない。果たして、ほんとうにそれだけでうまくなるのでしょうか。 ボールを蹴るのが好きで遊びでボールを蹴っている子、やはりその子は上達早いようです。だって、「好きこそ物の上手なれ」と言うではないですか。
最後に日本のメッシと海外で言われている6歳の子のビデオをご紹介しましょう。彼は、週末2日の練習だけでこんなにドリブルがうまくなったのではないと思います。体の入れ方、懐でのボールの置き方、華麗なターン。保護者が仕込んだのかもしれませんが、たくさんボールをさわっていなければこのビデオにあるようなドリブルはできないはずですよね。 ・・・ビデオは、すでに削除されましたのでご覧いただくことができませんが、バルセロナの久保建英くんやレアルマドリードの中井卓大くんを検索してみてください。(2014年10月13日一部更新)