ひさしぶりのカケノです。
今回は、少年少女サッカーを取り巻く環境について考えていることを書きたいと思います。
日頃サッカーを続けるには、「好きこそものの上手なれ」と思って接しています。
好きでありさえすれば、サッカーに対する取り組みに積極性が生まれます。
- ただ練習をこなしている。
- 大人に言われたままプレーをしている。
- 親が運動をしなさい。というから参加している。
などという状況からは脱することができ、サッカーが人生におけるモチベーションになるのでは
ないかと思っています。
さて、今年の始めに親子サッカー後の「豚汁を振る舞うイベント」がありました。
・・・おいしかったです。準備された方ごちそうさまでした。
そのイベント会場に入る前、ある子から質問がありました。
「それ(豚汁)の中にしいたけは入っているの?」
椎茸が入っているかどうかはわかりませんが、質問の意図は、「嫌いな椎茸は食べたくない。」
という意味だと思います。この微笑ましいエピソードからなぜ椎茸が嫌いなのかはわかりませんが、
きちんと調理され味がしみこんだ椎茸はおいしいです。
にゅるんとした食感が嫌いなのもわからなくもないが、大人としては、
子ども達においしく料理を食べてもらう工夫をするのが重要だと思いました。
もちろん椎茸を避けたり、抜いたりすることは簡単ですが、決して排除しないことではないでしょうか。
話は逸れてしまいましたが、少年少女サッカーにおけるコーチ・保護者の役割は、いかに子どもに
サッカーを好きになってもらい、続けてもらうかだと思っています。
問題が多い子だから、サッカーのレベルが低いからなど、サッカーが好きな子からサッカーを奪う
権利は、大人にはないと思います。
問題は、サッカー以外の場で多く起こっています。もちろんその問題を無視するつもりはありません。
私は、これまで一度もサッカーをする権利を子どもから奪った発言をしたことはありません。
一人でも多くの子に、サッカーを通じて成長していってもらいたいと思っています。
それがコーチにできる大切なことですから。
最後になりましたが、母子家庭で経済的な理由でサッカーが続けられない子と保護者に向けて、
奨学金が出るすばらしい試みがありましたのでご案内いたします。経済的な理由でサッカーをあきらめることのないように。
世田谷少年サッカー連盟からのメールを転記:
○日本サッカー協会が後援する、母子家庭のサッカー少年少女に
奨学金を贈る「2016 竹内悌三賞 募集要項」の案内です。
体験談を原稿用紙3枚まで。奨学金 20万円~10万円贈呈
〆切 5月6日
詳細内容・応募方法はこちらから http://takeuchi-awards.com/