初めてずくしのピースリーグ（後半）

こんにちはカケノです。さて、ピースリーグ初日の後半についてお話しましょう。前半に書き忘れましたが、今回の遠征で子ども達にある実験をしました。行き帰りの電車に乗る前「降車駅名」を伝えました。自分たちで降りる駅になったら大人に催促されることなく降りるようにしました。結果は見事降りる鷺沼駅手前でバッグを持ち降りる準備を始めました。素晴らしい！

直前までお話をしていても、しっかり周りが見えていました。よく親御さんが降りる駅で気がつかない子供に教えて、ぐずぐず追い立てられるように降りるシーンを見ますが、この日のメンバーとは、自分で考えて行動するという点では、とてもしっかりしていますね。ぜひ今後もよろしく。では試合について。

■フットサル2戦目枡形FWSC 3-5　負け。

1試合目のエキサイティングな攻撃ですっかり気を良くした後は、一転して惜しい試合になりました。（嫌な予感的中。コーチとしては、課題が見えたのでOK!と思っていますけど）このピースリーグ参加チームは、大きく分類して「サッカーチームが母体となる団体」と「フットサルチームの団体」です。この「枡形FWSC」は、前者のサッカーチーム。（川崎にあるチームで、2年生だそうです。）なかなか2年生と試合をすることがないから良い経験になりました。得点は、2ゴールのレイレイとレイタロウの1ゴールの計3点。　お見事。レイタロウは、交代で入ってからあっという間にゴールを決めました。すばらしい。

正直、勢い余って友達のボールまで奪っちゃうくらい元気でした。(笑) レイレイの良さはドリブルでもスピードが落ちないこと。もちろんボールなしでも速い。目にも止まらぬ速さで自陣に戻り、ゴール前のピンチも救ってくれました。ナイスプレー！今後は、前日の練習でコーチから指摘をされたフェイントのバリエーションが増えてくれば、簡単には取られないんじゃないかな。フェイントは、大げさなことでないんだけど・・・参考までに、この2人のビデオをプレゼントします。すごいねこの2人。 http://youtu.be/XOj06CgcHbA?t=55s

なお、この日の練習で「この子のボールは奪われにくいな」と感じたのが、コウキとサトシ。ボールキープの時、相手との間に自分の体挟んだり、ファールにならない手の使い方がうまいと感じました。まあ次の練習ではお手本をやってもらおう！試合途中までは、拮抗した試合で勝てそうな感じでしたが、前半と後半の最後の方には足が止まりだしました。攻撃であがった2人が戻ることができず、相手4人の攻撃を受ける中、味方2人で守るまずい状況になり失点。すっかり守りと責めるのバランスが崩れてしまいました。全員攻撃・全員守備は忘れないようにしよう。

キーパーは前半サトシ・後半サイト。サトシは、最初はゴールに張り付いてたが次第に前に飛び出せるようになり攻撃を防いでいましたが、相手の上手いシュートで失点。しかたないね。相手が上手。サイトはみごとセーブするものの、投げたボールが相手選手の前に出て失点というもったいないシーンもありました。（サイトとは、試合後相手のいない、仲間がフリーのスペースに出すことを確認しました）まあこれも経験。次には同じ失敗しないようしっかり覚えよう。

サッカー（フットサル）はミスが前提のスポーツだけど、ミスが少ない方が試合の主導権を握れます。キーパーをみんなで交代にしているのも、経験を積んでもらうことを大切にしているからです。次は失敗しないようどうすれば良いかはしっかりチェックしましょう。

■フットサル3戦目ウィニングドッグU-8　0-4　負け。

全員攻撃・全員守備の再確認をして臨んだ3戦目。個人技のレベルが高い子にやられました。こちらも2年生だと思います。（確認をしていないので）ボールキープ力やパスの精度が違いました。キーパーも上手かったね。・・・小2×2名、小1×2名、年長×2名の計6名だそうです。（7/19　ウィニングドッグU-8のブログで確認しました。http://ameblo.jp/winningdog/entry-11573682363.html）

我がチームも、守っているときも攻撃のことを考えているのか選手間が広がりすぎて相手の自由になるスペースを与えすぎ。1年で団子にならずに広がれるのはある意味すごいけど、選手と選手の間が広いとさすがにやられちゃいます。（攻撃は広く・守備はコンパクトが基本です）しかしこの試合は、2戦目よりももっと献身的な守備をしてくれたことに、チームとしての成長を感じました。

攻めあがることが大好きな（でも戻って来るのが遅い）子を見て、バランスを持って守ってくれました。特に後半から出場した、サトシ・リュウタ・レイレイ・タクエイ・レオンの頑張りはすごく、失点が前半に比べ減ました。ちなみにコーチがよく口にする「サンキュ！」は、すばらしいプレーへのほめ言葉です。　ボキャブラリーが少なくてすみません。でもこの試合は、この「サンキュ！」がたくさん出ていたことを思い出しました。