4年生担当 小林
4年生は今日、小柳まむし坂から東京少年サッカーの聖地、府中市の関東村に招待され、4チームとの練習試合を行った。
公式戦を来週に控えているということもあろうが、4年生は23名全員が6時50分に経堂駅に集まり、関東村に向かった。
関東村での試合会場は、3月に卒業した6年生が5年生の時に5ブロック代表として都大会に参加した時に試合をしたのと全く同じ会場。4年生にそのことを話し、試合に臨む意識を高めた。
小柳まむし坂。都大会の常連チーム。ホームページを見ると、世田谷の桜町や中野島FCに昨年練習試合に勝っている。まむし坂戦だけは、8人のベストメンバーで臨み、どこまでできるか試してみたいと思った。花小金井シューターズと小金井3Kとの試合には、来週の公式戦の調整を兼ねて、前半Bチーム、後半Aチームで臨むこととした。試合は8人制で行った。
【1試合目: 桜丘 7ー2(3-1、4-1) 花小金井シューターズ】得点:タツヤ 2点、トオマ、オカ・コウヘイ 2点、タクロウ、リョウサク
【2試合目: 桜丘 3-0(1-0、2-0) 小金井3K】得点:タツヤ、オカ・コウヘイ、タクロウ
【3試合目: 桜丘 0-1(0-0、0-1) 小柳まむし坂】
(1試合目)
立ち上がりから押し気味で試合を進めるがなかなか得点できない。最初のゴールはタツヤ。7分、右から見事なミドルシュートを決める。
これで勢いづく。また、真ん中からタツヤがドリブルで切れ込み、シュートを決める。続いて、12分。今度はトオマがやはり真ん中からドリブル突破して、キーパーを交わしてゴール。このまま終わるかと思われたが、前半終了間際の15分。相手チームが右から切れ込み、マークができなかった桜丘のすきを突き、少し前に出ていたキーパーの頭上に鮮やかなシュートを決める。
後半。立ち上がり3分に相手チームのシュートを許す。3対2に迫られ、少しいやなムード。いやなムードを変えたのがトップのオカ・コウヘイ。左からドリブルで上がり、見事なシュートを決める。また桜丘のムード。8分。タクロウがゴール前で振り向きざまのシュートで得点。10分、またオカ・コウヘイが決める。13分、リョウサクが右から走りこんで、7点目のゴールを鮮やかに決める。
(2試合目)
2試合目も最初のゴールはタツヤが決めた。ゴール前で受けたボールを正確にゴールに突き刺す。しかし、この後、前半は得点ならず。
後半。2分。久しぶりにゴールキーパーに入ったジュンヤの素晴らしいパントキックがトップにいたオカ・コウヘイに届く。コウヘイは上手くボールを処理して、ゴールを決める。その後は膠着状態が続く。11分。タクロウがハーフラインからドリブルで持ち込みゴールネットを揺らす。
攻めのゴール3点も良かったが、それ以上に良かったのが0点に抑えた守備陣。目立たないが、守備の頑張りが試合を引き締めた。
(3試合目)
今日のベスト8人を選び出し、小柳まむし坂に勝負を挑む。トオマ、タクロウ、タツヤが何度かゴールに届くシュートを放つが、力無いシュートは相手のゴールキーパーに簡単に受け止められ、大きなパントキックとなって、返ってくる。逆に、相手チームから鋭いシュートが放たれ、ゴールキーパーを脅かすが、危機一髪の場面を2回ケイタが止める。これで何とか0-0で前半を折り返す。
後半は相互に素早い攻撃を繰り返し、一進一退の場面が続く。しかし、終了4分前。ついに相手の小柄で素早い選手がゴール前の混戦から低いシュートを決める。これが決勝点となる。
チャンスはあったが、守りに関しては相手が一枚上。攻撃突破と見るや、3人のバックがものすごい勢いで戻り、攻撃選手を取り囲み、
攻撃の勢いを止める。あの気迫はすさまじい。試合後タクロウが言った。「普段ならドリブルで抜けても、今日は抜けなかった!」。良い
試合経験をすることができた。
この試合でも1点は取られたが、確実に守備の意識は出てきた。技術、視野の広さ共に相手が一歩上だが、必死に守って何とか1点に抑えたのは守備陣の頑張りに尽きる。3試合目のベストプレイヤーはゴールをしっかり守り、前半を0点に抑えたケイタ。
(全体の感想)
来週の公式戦に向けて良いチームといい試合ができ、A、Bチームにとって良い仕上がりとなった。特に守備の意識が少しづつ出てきたことは大きい。試合毎に目を見張る活躍をする選手が出てきていることも楽しみだ。今日注目した選手はシュンタロウ。まっすぐにボールに向かっていく気持ちは、チームの戦いを鼓舞する。毎試合こういう選手が出てきてほしい。