4年担当 小林 4年Aチームは4月18日(日)に喜多見小学校で公式戦を戦った。 春の大会は均等A、Bチームで臨む。Aチームは11名ちょうどで登録していたが、前日リツが39度の熱を出し、10名で試合をすることになった。リツも試合に出場したかったであろう。また、ヒトキは1週間病気がちで、今日も食事が満足にできていない。そんな状況の中での10人での試合に少し不安を感じる。 「リツが熱を出して試合に出られなくなった。10人になったが、大丈夫?」と選手たちに話すと、「ダイジョーブ!」と力強い声が返ってきて、少しほっとする。このところ練習試合ではそこそこの結果を出しているが、10人でどういう試合を見せてくれるか。ポジションを発表した後、選手たちのやる気を少しでも引き出すために、選手達に作戦を話し合わせる。 【 初戦: 桜丘A 7 - 0 上北沢 (前半4-0、後半3-0) 得点者 タクロウ4、コウヘイ(オカ)2、リョウサク 】 【 2回戦: 桜丘A 0 - 1 えいあんじ (前半0-1、後半0-0) 】 【初戦】 前半。上北沢は全く対戦したことがないチーム。開始1分。リョウサクが右からドリブルでゴール前に持ち込み、ゴール左上に鮮やかなシュートを決める。これでチームが行け行けムードになる。5分、タクロウがロングシュートを放ち、ゴール。この後も攻めるが、しばらくはゴールできない。12分、トップのコウヘイ(オカ)がゴール前に走りこんでゴールに押し込む。更に2分後。タクロウが右からドルブルで仕掛けて、冷静にゴールに流し込む。4-0で前半終了。 後半。大量点を掴み、気分を良くした選手達。行け行けムードは止まらない。1分。タクロウが右から放ったコーナーキックは相手選手に当たり、ゴール。4分、コウヘイ(オカ)が真ん中からドリブルで向かい、見事なゴールを決める。押せ押せの攻撃もしばらくは得点できず。そして、終了間際。タクロウが放った13メートルのフリーキッが直接ゴーとなる。後半は3-0。 この試合、攻撃陣の7点は見事。きれいなシュートもあったが、がむしゃらに前に進み、何とかボールを押し込むような感じの気持ちの入ったゴールが多く見られた。大量のゴールの陰で目立たないが、ショウタを中心とした守備陣の必死の守りは相手の得点を許さず、ゲームを引き締めてくれた。 【2回戦】 えいあんじは、昨年秋の3年生大会で4位の強豪チーム。今日の初戦では赤堤との試合でPKとなったが、パスをつないで見事な攻撃を見せていた。技術レベルも高い。 前半。やはり攻められる。しかし、ショウタ、ジュンヤ、タクミらの守備陣とゴールキーパーのユタカがよく守る。中でもショウタ、ジュンヤのパスカット、ゴール前に入った相手ボールのクリアー、更に相手攻撃陣への素早いアプローチは、えいあんじの攻撃の芽を何度もつぶした。また、シュンタロウは攻守に亘り幅広く動き回り、身体を張ったプレーはチームに活気を与えた。 しかし、前半10分。えいあんじの攻めをゴール前必死で守っていた桜丘だったが、ゴール前にこぼれたボールをえいあんじの選手が見みのがさず、ゴール上段に見事なシュートを決める。そのまま前半を折り返す。 ハーフタイム。選手達は言葉なし。必死の攻防に疲れ切ったのか。「まだ1点差。良い試合をしている。早い時間に1点を返そう!」と送る出す。 後半。厳しい試合は続いた。相手選手の果敢な攻めに、10人が必死に食い下がる。わずかなところで相手のゴールを阻む場面も何度かあった。チャンスもあった。後半13分には、桜丘のシュートがボールポストをたたいたが、わずかに得点にはならず。結局、そのまま試合終了。Aチームの春の大会は2回戦敗退で終わった。 【感想】試合を終え、選手達に話した。「10人でよく戦い、Aチームが今持っている力は発揮してくれた。リツが病気で抜けた穴は、Bチームの温かい声援が支えてくれた。えいあんじ戦は守りの意識が高く、相手の連携プレーを必死に阻止して、得点チャンスをつぶした。ショウタを軸にバック陣、ゴールキーパーがよく頑張ってくれた。だけど、技術は相手が上。これから練習で技術を磨いて行こう!」 試合終了の時、シュンタロウが一人悔し涙を流していた。他の選手達は悔しくないの?もっと悔しい気持ちを表に出してほしい、と思った。

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3 Thoughts on “4年Aチーム4月18日の公式戦

  1. 都大会出場を願う親 on 2010年5月2日 at 3:13 PM said:

    各チーム(学年チーム)は、第5ブロック内で優勝を目指すチームとしての目標から考えると、A・B平均でチームを組むのはいかがなものかと考えます。いずれにしてもA・Bいずれの選手もほぼ試合には、出場出来るわけですから!平均で組み合わせをした意図や考えが理解出来ません。それでは、指導の仕方にもよりますがもっと伸びる子でも、伸び悩んでしまう事さえ考えてしまいます。コーチが決定される事に対し、親がいちいち口をはさむのはと思いますが!
    ぜひとも、平均でないチーム編成を強く望みます!!

  2. Kobayashi on 2010年5月2日 at 8:53 PM said:

    保護者にもコーチにもいろいろな考え方があります。小林

  3. コメントを読んで on 2010年5月8日 at 3:28 PM said:

    「いろいろな考え方がある」と言い放つのではなく
    それならそのうちのひとつであるコーチの考えを伝えるべきではないでしょうか?
    納得できないと訴えてる方がいるのですからコーチには説明をする責任があるのではないでしょうか?
    そうでないと今後、誰も何も言えなくなってしまうと思います。
    このままでいいチームができるのでしょうか?
    大変がっかりさせられました。

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