10月17日、3年生フォルツァリーグの試合がありました。
車4台で約1時間掛けて現地に到着し試合に臨みました。
移動中に車酔いする子供も何人かいて、A君1人がダウンしてしまいました。
いよいよ試合です。
ダウンしたA君を除いて全員ピッチに出し攻められながらもなんとか0点に抑えて、
初戦はなんとか1-0の勝利。
2試合目まで時間があり、A君も具合が良くなり14名全員で2試合目に臨む。
その時、A君を「点を取れるフォアードにしてあげて!」とみんなが言って来た。
A君はサッカーが大好きで土・日曜日の練習は殆ど休まず参加してる。でもなかなか上手く
なれずに3年間来ている。僕も点を取る喜びを彼にあじあわせてあげたいとず~と思っていて
何度かチャンスを与えて来たが、なかなか難しくここまで来ている。
この日は子供達の中から声が出て来た!素晴らしい!コーチをして来て嬉しい言葉!
僕は「よしっ!判った!2トップの右だ! 点を取って来い!」と言ってA君をピッチに送り出した。
足が速いわけでもなく、ボールコントロールもままならないが、後半10分大チャンスが
やって来た!「オフサイドだけ注意して常に前に居ろ!」と声を掛けたその時、左からの
クロスがゴール前でフリーになっていたA君のところへ!足を出して前に蹴りさえすれば
公式戦初ゴールだ!・・と思ったが、A君は足を出し振り抜いたがボールにチョットだけ
カスリ、無情にもゴールポストの右を抜けていった! ベンチに居た僕もサブの子達も、
ピッチの子達もそして応援に来ていた保護者の方達も頭を抱えて「惜しい!良いぞ!ナイスシュートだ!」と言ってA君を励ます。
だが、その後ゴールのチャンスは来ず試合終了。試合には勝ったがA君のシュート!残念!
子供達の「優しさ!仲間意識!思いやり!」感動の試合でした。