9月20日・21日・22日と代表チームが都大会に向けて4連戦がありました。 9月20日 3回戦 砧総合グランド 13:00 キックオフ 対戦相手:FCサマランドラ明正 [前半] スタメンポジション:キーパー(マサヒロ)、4バック(右からサイチャン・マンユウ・リュウノスケ・ヒカリ)、ボランチ(イッセイ・タカキ)、ミッドフィルダー(右からトオマ・チハヤ・ヤマト)、ワントップ(ヨウコウ) 対戦相手の明正は春の大会ベスト4になりこのブロックのシードチーム。 明正とは何度か対戦しているが、簡単には勝てない。手強い相手。だがここで負ける訳にはいかない! 3分:タカキのゴール前でトゥキックぎみの技ありゴールで先制点!よし!早い時間に点が取れてこっちの流れになればいける! 8分:ゴール前のチハヤから左サイドのヤマトにボールを流すと狙いすまして左足を振り抜き、キーパーセーブの手にわずかに触れたボールは右ポストに当りゴール! 2点目! 12分:ペナルティエリアの外のゴール正面にいたイッセイにボールが渡り、前が開いたと思った瞬間に右足を振り抜くとゴールに吸い込まれ3点目! 前半は3対0で折り返す。 [後半] 前半と同じように攻めてはいるが点が入らず半分が過ぎる。 35分:ゴール前のこぼれ玉をハヤトが押し込み4点目! 逆に36分:明正のキックオフから蹴られたボールが直接マサヒロのジャンピングセーブした指に触れたが1点を返された。 そして主審のホイッスル!4対1での勝利! 9月21日 準々勝 砧総合グランド 9:20 キックオフ 対戦相手:烏山北FC [前半] スタメンポジション:キーパー(マサヒロ)、4バック(右からサイチャン・マンユウ・リュウノスケ・ヒカリ)、ボランチ(イッセイ・タカキ)、ミッドフィルダー(右からハヤト・チハヤ・ヤマト)、ワントップ(ヨウコウ) 朝、学校の正門に集合した時にトオマがいない?みんなが心配していると少し遅れておとうさんと連れ立って来た。朝起きた時に腰が痛くて歩けなく自転車も無理との事。トレセンメンバーのトオマがいないのは痛い!でもトオマの為にもここで負ける訳にはいかない。絶対に勝って明日の準決勝・決勝まで行こう! 最初から桜丘の流れで試合が進み、なんどもシュートを打つがゴールにならず。 そして12分:それまで何度もシュートを打っていたイッセイがペナルティエリアの外から狙いすまして右足を振り抜くとゴール右隅に吸い込まれるスーパーミドルシュートで先制点!よし行ける! だがその後もかなり攻めてはいるが点が入らず、前半終了。 [後半] 烏山北もまだ1点だけのビハインドなのでなんとか同点にしようと攻めてくる。 そして33分:烏山北のワンチャンスで1点を返される。みんなも少し気落ちした様子。まだ同点だぁ~!まだ時間はある!烏山北は同点にした流れで攻めて来る。 35分に烏山北にゴール上部に飛ぶシュートを打たれ、「やばいっ!」と思ったが、マサヒロの指に僅かに触れる好セーブでボールは、クロスバーの上を越える!思わずマサヒロがガッツポーズ!桜丘にも何度もチャンスはあるが勝ち越し点にならず試合終了。 あれだけ攻めていたのに点が入らず決定力不足でなんとPK戦! PK戦は、7月の湘南ジュニアカップで2連敗。夏合宿でも準決勝で若草と戦って負けている。どちらかと言うとやりたくない。PKの練習はかなりやってきたつもりだが、本番と練習ではプレッシャーが全く違う。でもここで負ける訳にはいかない!トオマの為にも!絶対勝てっ! そしてPK戦。 先攻:桜丘 桜丘    烏山北 1番:イッセイ   ○      ○ 2番:マンユウ   ○      ○ 3番:タカキ    ○      ○ 4番:ヒカリ     ○      × 5番:ヤマト    ×      × 結局4対3で勝利! 烏山北の5番目の選手が蹴ったボールがクロスバーに当り下に跳ね返って来た。インゴールか?ノーゴールか?副審を見るとノーゴールのジェスチャー!その瞬間にみんな抱き合って喜ぶ!ベンチからも飛び出して抱き合おうとした子がいたが呼び戻した!気持ちは分るけど! だけどヒカリのPKが凄かった!キーパーが左右どちらかに動くのを見て、蹴ったボールはゴールのド真ん中に弾丸ライナー!かなり勇気のいるキックだ!凄い! よし!明日は準決勝バディ戦だ! 9月22日 準決勝 緑地グランド 9:50 キックオフ 対戦相手:バディ [前半] スタメンポジション:キーパー(マサヒロ)、4バック(右からサイチャン・マンユウ・リュウノスケ・ヒカリ)、ボランチ(イッセイ・タカキ)、ミッドフィルダー(右からハヤト・チハヤ・ヤマト)、ワントップ(ヨウコウ) やはりトオマの腰の具合はあまり良くなく、このバディ戦は無理の様だ。 最初の5分を集中して行こう!先制されると厳しい。バディの両サイドは足が速くそこにボールが集まって攻めて来る。桜丘もディフェンス陣が良く守りカウンターからのシュートチャンスも何度かあり、前半15分までほとんど互角の試合。 そして15分を過ぎて一瞬の隙を見逃さずバディに先制される。勝つためにはまず同点にしてもう一点!今までの流れは悪くない!なんとか同点ゴールを! その後、立て続けに2点を取られ、結局0対3で前半終了。 試合の流れは15分まで互角!たぶんバディも少し慌てたはず。 [後半] 流れは変らず厳しい。向うのタッチライン側から「桜丘ガンバレ~!」の声!だが、後半は4点を取られ、終了のホイッスル。 残念だけど仕方が無い!次の試合に切りかえよう。 次は3位決定戦、対戦相手はトッカーノ。ここに勝てば聖地に行ける。 9月22日 準決勝 緑地グランド 12:20 キックオフ 対戦相手:トッカーノ [前半] スタメンポジション:キーパー(マサヒロ)、4バック(右からサイチャン・マンユウ・ハヤト・ヒカリ)、ボランチ(イッセイ・タカキ)、ミッドフィルダー(右からトオマ・チハヤ・ヤマト)、ワントップ(ヨウコウ) なんと!この試合の直前にトオマがやって来た!まだ本調子ではないがなんとか試合に出れるとの事。イヤッ自分がこの試合に出て絶対に勝つ!と言う強い精神力!この試合をベンチで応援なんて出来ない!今までやって来た厳しい練習は何の為! (トオマは以前にも試合前の練習でケガをして全治2週間と医者から言われたが、気持ちでケガを治し1週間後の試合に出場し2点を決めた事もあった。) トオマが来てみんなの気持ちもやってやる!絶対に勝って聖地に行く!と声を上げる。 そのトオマ、口には出さないが腰は痛いはず。でも本調子の時と変わらず、イヤいつも以上にタフな動き!トオマの運動能力はチーム1番!凄い精神力!だが15分過ぎに相手ディフェンスと空中戦で額を打ち、大きなタンコブができベンチに運ばれる。 かなり腫れていて直ぐに氷で冷やす。交代にリュウノスケを入れハヤトをトオマのポジションに入れる。 そして前半終了。 前半は互角。いや桜丘が少し押し気味。この流れで後半も行ければなんとか行ける! [後半] そして3分:ヒカリからの低い速いコーナーキックにハヤトが右足を振り抜きゴールネットに突き刺さるダイレクトボレー!ゴォォォ~~~~ル!スーパーシュートで先制点!ベンチのみんなもコーチ3人もタッチラインまで出てガッツポーズ!そこへハヤトが喜んで飛んできてみんなとハイタッチ!よしこのまま!出来ればもう1点!行ける! トオマの額を氷で冷やしてから腫れが少し引いて来て、菊池コーチが「大丈夫か?行けるか?」と聞くと「行きます!」、「よし行って来い!」、「そのかわりヘディングはしなくていいぞ!」と言ってからピッチに送り出す。でもトオマは試合に入ると痛い額でヘディングクリアー!なんて奴だ!みんな頑張れ! 10分過ぎに裏に飛び出されて同点ゴールを奪われる。でもまだまだ同点だ集中集中!だが後半残り数分のところで2点目を取られ。主審のホイッスル!その瞬間全員ピッチに頭を抱えて泣いている。動かない!いや動けない!40分間走り続け、戦い続けて立てない!ベンチのみんなも泣いている!悔しい!聖地まで手の届くところまで行ったのに・・・残念。みんな良く頑張った!良く戦った! 最高の試合だったぞ!応援に来て頂いた保護者の方や子供達に良い試合を見せられてみんな誇りに思え! クラブチームのバディ・MIP・トッカーノの内どれか1つを破って都大会に行きたかった。後一歩だったのに。この悔しさは後輩達に託す。 昨年の秋に準優勝し桜丘としては15年ぶりに都大会(府中の聖地)に出場し、「もう一度この聖地に戻って来よう!」とみんなと約束してから1年、後一歩及ばず4位で聖地への夢を叶う事が出来ませんでした。 応援に来て頂いた保護者の皆さん、コーチの皆さん、各学年の保護者の方々、子供達、本当に本当に有難う御座いました。 これから秋の学年別大会、5年生は新人戦もまだ残っている。まだ公式戦が残っている学年もあります。 FC桜丘!入魂!ファイト!頑張れ!
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